住まい探し体験談
2010-09-21
自分たちの希望が不明確だったため、不動産会社とうまく交渉できなかった
「住宅ローン金利がこんなに低くて、優遇税制もあって、今が買い時だよ」との親の勧めもあり、ついにマイホーム購入を決意し、夏休みを利用して夫婦でマンション探しをしました。といっても、実は、夫婦で意見がそろっておらず、妻はせっかくだからと新築マンションを希望、私は子どもが転校しなくてもいい地元の中古マンションで十分と考えていました。
まずは、妻の希望する新築マンションのモデルルームを見学。やっぱり新しいものを見てしまうと心が動いてしまうのですが、参考のために地元の不動産会社にお願いして、比較的新しい中古マンションもいくつか見させてもらいました。十分きれいに住まわれていたのか、やっぱり中古で十分と思ってしまいました。
毎日、夫婦で話し合いをしましたが意見はまとまらず、結局、新築マンションの担当者と地元の不動産会社に断りを入れることに。両方とも熱心に説明をしてくれただけに、申し訳なさでいっぱいでした。
親に勧められたからとか、今が買い時という言葉に流されて、自分たちはどんな家が欲しいのかをきちんと話し合っていなかったことを反省。あらためて夫婦で不動産の勉強をしたり、物件価格の相場を調べたり、資金計画を相談したりと、はじめからやり直しです。それでも年内には物件を決めようと、目標を決めて、前向きに考えています。
神奈川県大和市・長島さん(仮名)公務員
家族構成/夫本人(公務員・41歳)、妻(公務員・40歳)、子ども(10歳)